
☆短☆編☆集☆!!
第4章 不良少年×家庭教師
ガチャ
「紀希。
家庭教師受けてくれるって!
よかったな。
あっ、ちなみに名前は上田 勇一さんだからな。
年上だしちゃんと勇一さんの言うこと聞くんだぞ!」
あれ?
上田?
俺の担任の名前と一緒じゃん
こうして、俺が考えているといきなり兄貴が顔を近づけてきた。
「な、何?」
「俺の話、ちゃんと聞いてるか?」
「き聞いてるよ!」
「そ。ならいいけど
勇一さんは夕方の5時にくるらしいから、来たらちゃんと挨拶するだよ!
俺、その時間には仕事に行ってるから!
あと、父さんには俺からいっておくから」
「はいはーい!
了解した」
伊吹はまたため息をはいた。
「・・・ホントに分かったのかね
じゃあ俺、仕事行く前に一眠りしてくるから」
そう言って兄貴が出ていった。
