
☆短☆編☆集☆!!
第4章 不良少年×家庭教師
「お前、真面目に勉強したことないだろ」
「まぁ、めんどいし」
「何でもかんでもめんどくさいの一言で終わらせちゃダメだろ
最低限しなきゃいけないことはする。
分かった?」
「・・・・ああ」
「よし!
俺の知り合いに超頭のいい先輩が居るんだわ
俺も学生時代色々お世話になっててさ
その先輩スゴい教えかた上手くてさ
凄く力になるよ」
「へぇ〜」
「それに家庭教師だとお前が行かなくてすむから調度いいだろ?」
んー、まぁ俺が行くわけじゃないから別にいいか。
なんだかんだ言っても、ずっと家でダラダラ過ごしても退屈だし。
「 その人って男?」
「・・・・ああ?」
「そっか・・・いいよー!」
「ん、これなら多分父さんも納得してくれるんじゃなあい?」
「うん」
「じゃあ、俺ちょっと連絡して頼んでくるわ」
そう言って、兄貴は俺の部屋から出ていった。
ふーん。男ね。
なんかすげぇ暇潰しになるかも
俺は少し楽しみでにやけていた。
実は俺、ホモらしいんだ。
いわゆる同姓愛?って言えば分かるかな
むかしっから男にしか興味がわかない。
ちなみに兄貴も好き。
いつもすげぇ俺の事考えてくれてるし。
優しいから。
でも男が男好きって、他の男から見たら引くよな(苦笑
