
☆短☆編☆集☆!!
第5章 バーテンダー×教師
プルルルルーー プルルルルーー
俺は今修司にトシキの休みを伝えるところ。
そんな時にな。
昔の頃を少し思い出していた。
フッと頭ん中をすげー勢いで流れてきた。
あの長い時間が一瞬にして頭の中をよぎった。
プルル カチッ「はい。伊吹か? どうした」
あー、タイミング悪いな。
何でこんな時に思い出すのかな?
今の俺は涙に必死に耐えている。
今が幸せだから?
だからこんなに涙が出てくるのか?
「...伊吹?」
「あっ、わり。今日もトシキ休むと...」
「...伊吹今何処にいる?」
「え...? 家にいるけど」
「なら今からそっち行くから?」ブチッ
「あ?ちょっ...」
ツー ツー ツー ツー
切れてるし...
来る? 何でだ?
