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日常。自分が分からない…

第4章 蟻地獄…


ある時、試合が終わったあといつものように
腕が真っ赤だった。

そしたら、それをみたタメの子がどうしたの?
大丈夫?って聞いてきた。

今更なんやねん。
そう思った。

やめときなよ。
そうも言われた。

がちで心配してくれてた。
嬉しくなくはなかったけど
もう、私が部活を耐えるためには
これしかないの。
こうやって、思いっきり傷つけることで今私はここに
泣かずに立っていられるの。

そういってやりたかった。

でも、そうは言えない臆病者。

なんでやろ?
くせなんかなー笑笑
めっちゃ笑顔でそういうしかなかった。

それからはもう誰もふれてはこなかった。

どんどん悪化していく自傷行為。
でも、刃物で切るのはできなかった。
しょうもない私。
刃物で切る勇気もない。

そうやって傷つけて自分は悲劇のヒロインです。
可哀想な子なんです。
そう思いたかった。

実際はそこまで辛い思いをしていないのかもしれない。
周りのみんなは自分なんかより、よっぽど辛いのかもしれない。
そういう考えが頭に浮かんで、
自分が情けなくて。
被害者面してなにしてんねん。
って、ずっと自分を責め続けた。


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