
仮面な人たちの恋愛夢小説
第47章 空いてるぞ…?(鎧※)
暫くして戻って来た彼女は淡い黄緑色のパジャマ姿で、普段はサイドにシュシュを使い一つに結んでいる長い髪を今は下ろしていた。
化粧を落とした綺麗な素肌はいつもながらドキドキとさせられる。
彼女がそういう素顔を見せてくれるのは、私と二人のときだけだ。
「隣、空いているぞ」
そっと隣にはいってくる彼女の髪が揺れ、爽やかさに紛れた甘さが私の鼻をくすぐる。
「今日は随分と動いていたが、何かあったのか?」
『あ、はい。実は、凌馬さんに呼ばれまして‥』
「凌馬が?…用件は」
───彼女は湊がいないとき、秘書の補助をさせられていた。
化粧を落とした綺麗な素肌はいつもながらドキドキとさせられる。
彼女がそういう素顔を見せてくれるのは、私と二人のときだけだ。
「隣、空いているぞ」
そっと隣にはいってくる彼女の髪が揺れ、爽やかさに紛れた甘さが私の鼻をくすぐる。
「今日は随分と動いていたが、何かあったのか?」
『あ、はい。実は、凌馬さんに呼ばれまして‥』
「凌馬が?…用件は」
───彼女は湊がいないとき、秘書の補助をさせられていた。
