
仮面な人たちの恋愛夢小説
第38章 光夜のキャット・アイ(電※)
『カイ、猫…っ』
気を反らすためか、また黒猫の話を持ちかけてくる彼女の顎を掴み、クイッと上げて俺の目線に合わせる。
「お前がいい」
反論しそうになった彼女の言葉を俺は唇で塞ぐ。
猫の話になると普段無口な彼女からは想像が出来ないくらいに話しかけてくる。
多分、その黒猫は彼女に良く似ているのか自分を見ている気分になると、俺に黒猫を差し出すんだ。
『んっ…はっ、ふぁ…っ』
彼女の吐息が俺の耳に絡みつく。
力の抜けた彼女からは黒猫が離れて、空いた手首を掴むともう片方の手で後頭部を抑え、深く口づけた。
気を反らすためか、また黒猫の話を持ちかけてくる彼女の顎を掴み、クイッと上げて俺の目線に合わせる。
「お前がいい」
反論しそうになった彼女の言葉を俺は唇で塞ぐ。
猫の話になると普段無口な彼女からは想像が出来ないくらいに話しかけてくる。
多分、その黒猫は彼女に良く似ているのか自分を見ている気分になると、俺に黒猫を差し出すんだ。
『んっ…はっ、ふぁ…っ』
彼女の吐息が俺の耳に絡みつく。
力の抜けた彼女からは黒猫が離れて、空いた手首を掴むともう片方の手で後頭部を抑え、深く口づけた。
