
仮面な人たちの恋愛夢小説
第12章 咲く華、桜の如く(K)
不安そうに見詰めてくる華桜を見ると次狼はたまらず華桜を抱き締める。
その時だ。次狼は華桜の匂いが前と違っていることに気付いた。
華桜の匂いは以前に増して甘く、不思議な香りを漂わせている。近くの者を虜にするような、そんな香りだった。
「お前、なんでこうも匂いが…」
『匂い?どんな匂い?』
「前より甘い。それから…」
『それから?‥えっ、じろーくすぐったい』
「取って食べたくなるような匂いだな」
耳元で囁くようにいう次狼に華桜は混乱している様子。
「お前がもう少し大人だったらな‥」
『かおおとな!子供じゃないっ!』
「そうか?でも刺激が強い話しだ、それでも知りたいか?」
頬を膨らませ目で訴える華桜に次狼はどうなっても知らないぞ、というと華桜を優しく押し倒した。
華桜は予想外のことに目を丸くする。
次狼は少しの間何もせず目を丸くする華桜をだだ見ていた。
それから少しして、次狼は華桜の頬に触れ、耳に息を吹き掛けると華桜は小さく身震いして次狼にしがみつく。
その時だ。次狼は華桜の匂いが前と違っていることに気付いた。
華桜の匂いは以前に増して甘く、不思議な香りを漂わせている。近くの者を虜にするような、そんな香りだった。
「お前、なんでこうも匂いが…」
『匂い?どんな匂い?』
「前より甘い。それから…」
『それから?‥えっ、じろーくすぐったい』
「取って食べたくなるような匂いだな」
耳元で囁くようにいう次狼に華桜は混乱している様子。
「お前がもう少し大人だったらな‥」
『かおおとな!子供じゃないっ!』
「そうか?でも刺激が強い話しだ、それでも知りたいか?」
頬を膨らませ目で訴える華桜に次狼はどうなっても知らないぞ、というと華桜を優しく押し倒した。
華桜は予想外のことに目を丸くする。
次狼は少しの間何もせず目を丸くする華桜をだだ見ていた。
それから少しして、次狼は華桜の頬に触れ、耳に息を吹き掛けると華桜は小さく身震いして次狼にしがみつく。
