
仮面な人たちの恋愛夢小説
第12章 咲く華、桜の如く(K)
「おかえりー。ん、どうしたの?その子」
「ちょっと訳アリでちょっとな」
「ふぅ~ん。渡の良く許可もらえたね」
「特別だとさ」
ソファーに頬杖をついて出迎えたのはラモン。
セーラー服で女装をしているが、彼も歴とした“マーマン族”という一族の生き残りだ。
「女の子。可愛い子だね。…あれ?この子の首のところ‥」
ラモンが指を指して示したのは華桜の首に繋げられた黒い首輪。
最初出逢ったとき首元が隠れていて分からなかったが、確かに華桜の首には首輪がつけられていた。
中心には、紅い宝石の様な物が組み込まれていた。
「まさか次狼の趣味?」
「そんなわけないだろっ!俺も今気付いたんだ…」
そんな話しをしていると華桜が目を覚まし、ラモンを見詰めた。数秒見詰めた後に華桜がラモンに微笑みかける。
そんな華桜にラモンが思わず抱き着いたのを次狼が許さずデコピンで引き離した。
「ちょっと訳アリでちょっとな」
「ふぅ~ん。渡の良く許可もらえたね」
「特別だとさ」
ソファーに頬杖をついて出迎えたのはラモン。
セーラー服で女装をしているが、彼も歴とした“マーマン族”という一族の生き残りだ。
「女の子。可愛い子だね。…あれ?この子の首のところ‥」
ラモンが指を指して示したのは華桜の首に繋げられた黒い首輪。
最初出逢ったとき首元が隠れていて分からなかったが、確かに華桜の首には首輪がつけられていた。
中心には、紅い宝石の様な物が組み込まれていた。
「まさか次狼の趣味?」
「そんなわけないだろっ!俺も今気付いたんだ…」
そんな話しをしていると華桜が目を覚まし、ラモンを見詰めた。数秒見詰めた後に華桜がラモンに微笑みかける。
そんな華桜にラモンが思わず抱き着いたのを次狼が許さずデコピンで引き離した。
