
仮面な人たちの恋愛夢小説
第11章 似た者同士の向こう側(DBL)
「つかさっ、それ…っ、だめ…っ、、」
──普段の海東からは想像がつかないほど丸くなった性格。
必死にお願いする様は俺のうちに秘めるドSさを更に引き出してくれるようだ。
吐き出せずにいる海東は涙目になって俺を見上げて来て、そんな海東を“可愛い”などと思い始めてついに俺もおかしくなったかと呆れてみる。
「そろそろか…」
──タイミングを見計らったかのように根から手を離した士。
僕は一気にそれを吐き出した。
ようやく吐き出すことが出来た僕が自然と荒くなる息を整えていると、良く耐えたなって士が僕の頭を撫でて優しく笑いかけてくれた。
普段はあまり見ない士の笑顔に僕に取っては新鮮で、とても胸がときめいた。
士は怒った顔もいいけど、笑っている顔も素敵だね。
「本当に酷いよね。君って…でも、だから好きなんだけどさ」
──普段の海東からは想像がつかないほど丸くなった性格。
必死にお願いする様は俺のうちに秘めるドSさを更に引き出してくれるようだ。
吐き出せずにいる海東は涙目になって俺を見上げて来て、そんな海東を“可愛い”などと思い始めてついに俺もおかしくなったかと呆れてみる。
「そろそろか…」
──タイミングを見計らったかのように根から手を離した士。
僕は一気にそれを吐き出した。
ようやく吐き出すことが出来た僕が自然と荒くなる息を整えていると、良く耐えたなって士が僕の頭を撫でて優しく笑いかけてくれた。
普段はあまり見ない士の笑顔に僕に取っては新鮮で、とても胸がときめいた。
士は怒った顔もいいけど、笑っている顔も素敵だね。
「本当に酷いよね。君って…でも、だから好きなんだけどさ」
