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「ここがいいのか？海東」

──わざわざ聞いてくるところが、また士のSっぽさが現れていていいよ。
僕が言えないって分かっていていうんだから、君は本当に意地悪だ。

「どう…かな…っ？」

──なんていうが、本人は我慢しているようでしきれておらず、甘い声がか細く漏れ聞こえて体はしっかり反応を示しているようだ。
俺はもっと反応を見たくて脱力気味の海東を起こし、引き寄せて海東のそれに触れると海東は思った以上の反応を見せた。

「何だ？もう限界か」

──決して頷くことはないが実際のところはかなり絶頂の手間で、士はそれに気付いてか僕のそれをぐっ、と握り絶頂を無理矢理押さえつけている。
その間にも僕の絶頂は底知れず押し寄せてきて、でも士に押さえつけていて吐き出せずにいるから思わず僕は涙目で士にお願いするんだ。
今すぐその手を離して僕を楽にさせてくれ、って。