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BL~中編・長編集~

第12章 ~こんどこそ一緒に~

出てきたシロは上半身裸で・・・・

「なあに? お客さん?」

「!!」

心臓が、重たく脈を打ち始めた。

中から出てきたシロの彼女は、バスタオルを巻いてるだけの格好だった。

「あなたは・・・・」

「おい、そんな格好で人の前に出てくるなよ。」

しかも彼女と目があってしまい、慌てて目を逸らす。

「ごめんなさ~い。」

彼女は悪戯っぽく笑うと、奥の部屋に消えた。

「ったく・・・」

「・・っ・・・・・!?」

突然、激しい頭痛に襲われた。

「・・・で、どうしたのハル?」

「ぅ゛・・・」

なんだろう・・・

この光景、前にも見た気が・・・・・

「ハル?」

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