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BL~中編・長編集~

第6章 ~幸せの絶頂です!!~

「次は、昨日の交流試合の感想を、2年3組の時雨崇君に話してもらいます。」

「「キャーッ!!」」

崇が壇上に上がると、体育館に歓声が響いた。

「昨日行った交流試合ですが・・・」

崇の顔が見れない。

もし、崇が昨日の告白の返事をするとしたら、このタイミングしかない。

そのことをみんなわかっているのか、期待に胸を膨らませて昨日の感想を言い終わるのを待っている。

「・・・・僕らにとっても、とても有意義なものになりました。 さて、試合の後のことですが・・・」

その言葉に、みんな目を輝かせた。

「みなさんもご存じのことと思います。 そして、僕はその返事を今この場でしたいと思います。」

「「おおー!!」」

聞きたくない・・・・

顔を伏せ、耳を塞ぐ。

「え、駿!?」

駿に腕を引かれ、僕は壇上へと引っ張られた。

「これが僕の返事です。」

「「っ!!!」」

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