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BL~中編・長編集~

第6章 ~幸せの絶頂です!!~

「・・・・うん。」

そう言ってため息をついたのは、僕の幼馴染。

「落ち着いてます!!」

「落ち着いてないだろ・・・」

名前は松下 海斗(まつした かいと)。
隣の家に住んでいて、幼稚園生の頃からずっと一緒にいる。 学校は違うけど。

「海斗から聞いてたけど、こんなに人気なんだ~・・・」

海斗の横で驚いているのは、海斗の恋人。
近藤 優太(こんどう ゆうた)君。

すごくかわいい顔をしてる男の子。

「っていうか、なんで海斗がここにいるの?」

「お前なぁ・・・昨日言っただろ? 今日、ここの学校と交流試合があるって。」

ああ・・・そういえば、今日は学校全体で交流試合があったような・・・・
崇も、今日は交流試合だって言ってたな・・・

「僕は付き添いだよ。」

「そうだったんだ。」

そうにっこり笑った優太君は、すごくかわいかった。

「でもさ、なんで体育館にいるわけ? 試合はグラウンドだったでしょ?」

「いや、お前の彼氏さんを優太に紹介しようと思って。」

「そうそう。 僕、会ったことないからさ。」

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