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BL~中編・長編集~

第1章 ~どんな君も好き!!~

グラウンドから海斗を応援する声が聞こえる。

様子が気になり、グラウンドを見下ろしてみる。

「松下先輩、お疲れ様です!!」

あ・・・・

すごいかわいい男の子。

「これ、使って下さい。」

「ああ。 ありがとう。」

さわやかな笑顔でタオルを受け取る海斗。

ああああ、そんな笑顔でタオル受け取らないで!!

あなたも、そんな誘うような目で海斗を見ないで!!

「はあ・・・・」

こんなの、今に始まったことじゃないのに・・・

「松下先輩!!」

「なんだよ?」

あ・・・・

昼間、僕にむけたのと同じ笑顔だ。

「僕、先輩が大好きです!!」

「うん。 わかってるよ。」

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