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どらくえ3

第2章 岬の洞窟からナジミの塔へ

それからしばらくは魔物は襲ってこなかった。

暗闇の中から気配はしたが、やはり派手に一角ウサギとオオアリクイを倒したのが効いたらしい。

俺達は休憩を取りながら奥へと進んでいった。

「おい、アベル。見ろよ」
「あ、明かりだ」

イースが指差した方を見ると階段が上にのび、出口から明かりが漏れていた。

暗闇にいると明かりが恋しくなる。

誰だってそうだろう。

俺達は階段をかけ上った。

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