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「どうされました？」

「俺の部屋に移動しないか？ ここじゃちょっと…」

部屋…

その言葉が重くのし掛かってきた。

「…わかりました。 行きましょうか。」

「あぁ…」

本当にどうしたのだろうか。

いつもと雰囲気が違う。

「………」

なんか、いつもの冷たい雰囲気がないというか…

「失礼しま…!?」

「………」

リチャード様の部屋に入った瞬間、リチャード様に後ろから抱きしめられた。

「リチャード様!?」

「………い…」

「え？」

リチャード様の声が、いつになく小さい。

「悪い…お前を、傷つけて…」

「リ…チャード…様…？」

謝罪の言葉に、思考が停止した。

あのリチャード様が、謝られてる？

「ごめん…三神…」

「そ…んな、リチャード様はなにも…」

なにがどうなって…

「俺…お前が…好きだ。」

「…………え？」

今、なんて…

「自分の気持ちに気づかなかった。 俺ずっと、お前のことが好きだったんだよ。」

リチャード様が…私を好き？

そんなわけ…

「好きだ…三神…」

「!? リチャードさ…」

話について行けず、困惑していると、リチャード様にベッドに押し倒された。

「三神…」

「リチャード様、待っ…」

抵抗しようと思った時には、リチャード様の手は服の中に入ってきていて…

「やめっ…」

「三神…」

結局、また…無理矢理…