無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「喧嘩した時は、SEXして身体繋げるのが一番いいって。」

「誰がそんなこと言ってたの？」

別に、誰かに言われたわけでもないんだけどね…

「境とカズが喧嘩した時も、仲直りした時に病室でやっちゃったみたいだし。」

「なんでそこに俺の話が出てくんだよ!!」

ごめん。

例えが思い浮かばなかった。

「ってことで…行ってらっしゃい。」

「「は!!?」」

俺がそう言うと同時に、亮と三神とカズが、二人を部屋から連れ出した。

「「ちょ、待っ…」」

「しばらくしたら迎えに行くから。」

「「ええ!?」」

いや～見事なチームワークだね。

素晴らしい。

「ふぅ…」

「お疲れ様。」

しばらくすると、二人を閉じ込めた三人が帰ってきた。

「三神、ちゃんと鍵かけた？」

「もちろんです。」

さすが三神。

抜け目がない。

「あ、留架。　聞きたいことがあるんだけど。」

「ん？　なに？」

なんか、今朝からそればっかり。

「お前さ、どうして春架と空のこととか、俺と臣のこと知ってたんだ？」

「あぁ…そっか。　話してなかったね。」

俺の情報源は、春架でも、境でもない。

「俺にいろいろ報告してくれてたのは、三神だよ。」

「三神？」

三神に、すべて調べてもらっていた。