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恋ばか

第35章 ~おまけ2~

「…で、なにがあったのさ?」

所変わって…

春架の部屋。

「元はと言えば、春架が悪いんだよ。」

「だからって、あんなことさせなくてもいいじゃないですかっ!!」

あんなこと?

「兄ちゃん聞いてよ!! 空さん、昨日のこと根に持って、俺に☓☓☓とか、〇〇〇とか、☐☐☐とか、△△△とかさせたんだよ!!?」

……………ん?

「「………………は?」」

今…春架はなんて言った?

とんでもない言葉が聞こえたような気がするんだけど…気のせい?

っていうか、△△△ってなに!?

「酷いと思わない!!?」

「え…っと…」

一体、どう反応すれば…

「お前も何気に楽しんでただろ!!」

「そ、そんなことあるわけないじゃないですかっ!!」

「…………」

楽しんでたんだ。

へ、へぇ~…

「最後の方は、自分から率先してやってただろ!!」

「なにバカなこと言ってるんですか!!」

「「……………」」

もうこれ…どっちもどっちなんじゃないの?

「兄ちゃん!!」

「留架!!」

「「どっちが悪いと思う!?」」

いや…なんで俺に意見を求めるのよ…

俺、関係ないじゃん。

「…………」

…めんどくさい。

「……てくれば?」

「「え?」」

もう、勝手にやってくれ。

「SEXしてくれば?」

「「は?」」

うん。

仲直りするなら、それが一番手っ取り早いし。

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