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「大好き～!!」

泣きながら抱きついてくる春架。

ヤバい…可愛い。

「俺も大好きだよ。」

「ほんとに？」

俺って…ブラコン？

「もちろん。」

「じゃあ…俺のお願い、聞いてくれる？」

お願い？

春架からなんて珍しい。

「俺ね…」

春架の口から出た言葉に、一瞬耳を疑った。

「3Pしてみたいんだ。」

「「…………………は？」」

ん？　春架は今なんて言ったんだ？

3P？　気のせいだよね？

「だからっ…」

「うわー!!　言わなくていい!!」

もう一度言おうとした春架の言葉を、大声で遮った。

「兄ちゃん、してくれる？」

「いや、あのね…」

っていうか、俺と春架がエッチするのか？

「だって、兄ちゃん童貞でしょ？」

「なっ…!!」

春架の口からそんな言葉聞きたくない…

「違うの？」

「いや、違わないけどね…」

俺は亮意外とあんなことしたことない。

あ、境は…まぁ、事故ってことで。

「じゃあ…俺で童貞捨てようよ。」

「……うん……」

そうだよな…一生童貞っていうのも…

「ってなるわけないだろっ!!!」

「チッ…」

舌打ち!?

「俺、春架をそんな風に育てた覚えないよ!!?」

空のせいか…？

「そ～ら～…」

「俺のせいかよ!?」

いや、だって…ね？

「だって…それ以外考えられな…」

「俺のせいじゃないっての!!」

俺の言葉を遮って、空は全力で否定してきた。