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理想の男の子

第10章 崩れていく…

どれくらい時間が経ったのか…

私は病室の天井を見ていた

何の変鉄もない天井だ


ムクッと起き上がり辺りを見渡す

「まいちゃん…大丈夫…?」

気まずそうに声をかけるようへいさん

「…はい……」

自分のことさえわからなかったけど

平気だと告げた。

「そう…じゃあリハビリ行ってくるね…また…」

「…はい」

苦しそうに起き上がったようへいさんは器具をつけたまま去って行った







それから30分後くらいに

ようへいさんが帰ってきた

私はようへいさんのベットに

うつむきながら座っている。

「…何でここに?」

「なんとなく…ごめんなさい…」

そう言った瞬間…

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