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カレとワタシと100の嘘

第15章 光の射す場所

シンは私の全てを知りたがった。

私は出来る限りそれに答えた。


しかしシンは私には自分の事を話そうとしなかった。


歳も、名前も、いつも曖昧な返事で誤魔化された。




――年が明けて2011年初春

シンからとんでもない発言が飛び出した。

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