
トライデント
第11章 禁断の力と希望
ペルセウス「俺は、目の前の人も守れない…。こんなにも守りたいのに。」
デイジー「ごめんね、ペルセウス。すぐに済ませるから。」
デイジーはいよいよ震えている手に覚悟を決めた。
デイジー「アイオス、生まれ変わっても必ず一緒だよ?」
ザシュ!!!!!!
ペルセウス「姫様ーーーーーー!!!!」
デイジーはアイオスと重なるように死んだ。
封印がとけてペルセウスは倒れ込み、悔しがった。
ペルセウス「俺は、」
ペルセウス「俺は結局、何もできてないじゃないか…。」
どんどんと、地面を叩きつけて悔し涙を流すペルセウス。
ペルセウス「ちくしょーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
