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トライデント

第11章 禁断の力と希望



ペルセウス「やめろおお!!」





ペルセウスはバッとデイジーに飛びかかる。




デイジーは軽くアルテミスのオーラを放ち、ペルセウスの動きを封じた。





ペルセウス「くっ…。姫様!」





デイジー「今頃覚醒なんて…。相変わらず私はどんくさいね…。でもいいの、これのおかげでアイオスとは戦わずにすむ。イオ達とも戦わずにすむ。」







ペルセウスは動かない身体を必死にジタバタさせる。






デイジー「いいですか、ペルセウス。あなたはこのあとアテナにつきなさい。そして、ペルセポネーは今アポロンに向かっています。絶対にこちらに帰らせてはいけません。必ずあちらで決着をつけてください。」








ペルセウス「じゃ、じゃあ!姫様も協力してくれよ!!」






デイジーは首を横にふった。




デイジー「それはいけません。そうすると再びペルセポネーにここは支配されて結果アルテミスの圧勝で彼女達に支配されるでしょう。」






デイジー「それに、ペルセポネーの力はただ者ではありません。」

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