
トライデント
第5章 強きゆえに…
ゲオルグ「許せ、僕にはポセイドンの称号がどうしても必要なのだ。」
「気取りやがって!俺だって負ける気で戦ってねえ!!今日こそその面を恐怖で埋め尽くしてやるぜえ!!」
勝負、はじめ!!
木製の武器があるのだが、相手はいち早くリーチの長い槍を持ちゲオルグに襲いかかった。
ゲオルグはまだ武器を持っていない。
敵の乱れ討ちを華麗にかわすゲオルグ、相手も信じられなかった。
狭くはないあ会場だが、決して広くない、そんな場所でなぜ槍がかすりもしないのか。
そして、まだゲオルグに触れてもいないのに、その動きに乱され相手は転んだ。
ゲオルグは手刀を向けた。
「ま、参った!!」
勝負はついた。
