テキストサイズ

トライデント

第5章 強きゆえに…


いよいよその大会の時はきた。







もしかしたら生徒達はこの日のために修行していたのかもしれない。




それぐらい全生徒はメラメラと燃えていたからだ。





会場はアルテミスの席をおき、側近にエルメス、その周りに観衆を設置できる配備となっていた。




ルールは、トーナメント方式だった。ランダムで行われた抽選は運命的にもハーデスとゲオルグを一番遠い位置におかせていた。




これには全生徒の指揮が低下。



序盤戦で戦ってくれて自然的に消滅してくれるのを願った生徒も少なくないだろう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ