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トライデント

第5章 強きゆえに…


ハーデスは、次ペルセポネーがきても動じないと決めた。





ヤツは一人になると現れる幻影、今はいつでも来い、とハーデスの部屋で待ち構えていた。






ハーデス「………。」








ハーデス「………、」







ハーデス(こないのか、身構えてるときには来ないとは。)






そのときだった!




コンコンと、扉をノックする音が響く。




ハーデス(きたか!俺の部屋に人などこない!ペルセポネーだ!!)




デイジー「ハーデス、ハーデス、いないのー?」




ノックの主は、デイジーだった。

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