
トライデント
第4章 輝ける瞳
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リディア(遅い…、レヴォン様は私をまだ焦らすのですか?リディアはもう気が狂いそうです!!)
グッとリディアの頭を持つレヴォン。
リディア(え……?)
レヴォン「そう、リディアよ、外部では俺の許可なしに目を開くのはやめてくれ。もう仲間が死ぬ姿は見たくない。」
そういうと、レヴォンはスッとリディアを離した。
レヴォン「でももう今は開けててもいいぞ?しかしお前、髪がザワザワしてるなあ。」
リディアはピタリと時間が止まったように動かなかった。
レヴォン「お、おい、どうした?」
レヴォンは心配になり聞いた。
リディア「い、いえ、あの、レヴォン様、今のはその、アレの事ではなかったのですか?」
レヴォン「アレ??」
レヴォンはキョトンとして、キスのことなど全く考えていない。
レヴォン「しかし、そうとなれば俺も修行して戦いに備えることにする!!じゃあ、しばらく留守をたのんだぞ!!」
そういうと、レヴォンは出て行った。
リディア「お、お気をつけて!レヴォン様…。」
リディア「…、レヴォン様の…ばか。」
