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トライデント

第4章 輝ける瞳



リディア「死なないで…。レヴォン様!」



さらにリディアは強く抱きしめる。



レヴォンもリディアを抱きしめ返した。



レヴォン「俺も、リディアは大好きだ。人と行動できないお前は陰で俺を支えてくれている。」



パッとリディアは目を合わせ、そして閉じて、レヴォンの唇へ顔を向かわせた。




レヴォン「リディアよ、」



リディア「あ、は、はい。」


あと数ミリの所でレヴォンが口を開いた。




レヴォン「願いを聞いてくれるか?」



リディア「なんでございましょう?」






レヴォン「もう一度、イオと会いたい…。」




リディア「!!!!???」



リディアの中で全てが壊れた音がした。

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