
トライデント
第4章 輝ける瞳
リディア「ならば、せめて、せめてレヴォン様の願いを叶えさせてほしい…!」
リディアは泣いていた。
レヴォン「リディア、目を開けろよ。」
リディアは目を開いた。
レヴォン「綺麗な目が涙で赤くなってる。もう、泣かないでくれ。」
レヴォンはリディアの涙を拭き取った。
リディア「レヴォン様…。」
レヴォン「うん、綺麗な瞳に戻った!」
ニコッとレヴォンは笑った。
リディア「レヴォン様、好きです。好きなんです…。」
リディアは告白した。
レヴォン「リディア…!」
レヴォンも驚いていた。
リディア「こんなこと、許されないとは分かっています。けれど私は、あなたが見てくれたあの日から好きでした。アナタは私を初めてまともに見てくれた人…。」
