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ドキドキえっち!

第4章 神様がくれた1ヶ月



「似てるじゃん」

「私だけのなんて意味ないよ」


絵の中のみゆきとは反対に頬をふくらませる。

「だから、潤ちゃんにあげる」

そう言って画用紙をひらりと渡してきた。

「ははっ
さんきゅ」

そのまま折りたたんでポケットに入れると、また手をつないで歩きだす。


平日だからか、有名なところにも関わらず山の頂につづいているモノレールに乗り込む人は少なかった。

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