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ドキドキえっち!

第4章 神様がくれた1ヶ月



数分後、

「はい、これでどうかなお嬢さん」

そう言っておじいさんがスケッチブックから画用紙をちぎり取り、みゆきに差し出す。

「…あれぇ?」

そこにはニコニコと笑うみゆき1人だけが描かれていた。

「あの、すみません
私たち2人を-…」

「いいよ、みゆき。
もういこう」

「だって、潤ちゃん…」

とてももう一度描き直してもらう気にはなれなくて、強引にみゆきの腕をひいた。

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