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恋は甘い香りと共に

第1章 はじまり



だから、こいつとちゃんと会話が出来たときは…


即刻自分探しの旅にでよう。


はぁーとため息をついて俯いた拍子に中村翔がつけている腕時計が目に入った。


…え


嘘でしょ?



「5時ぃぃっ!?」



確かゴミ捨てに来たのが4時頃だったからもうかれこれ一時間くらい此処に居たことになる。



「あーもうそんな時間かぁ」



「もう最悪っ!てか何呑気な声出してんの!?あんたも藍川湊人とか金山悠待たせてんでしょ?やばもうす…え?」




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