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恋は甘い香りと共に

第1章 はじまり




すると彼は口の端をあげて鼻で笑った。



「俺らより良い奴なんていんの?」



なんだこの究極ナルシストは!?


自意識過剰もここまでくるといっそ清々しい!



「いるわよ!!星の数ほどね!!」



「星の数真剣に数えたら地球の人口越えるってこの前湊人が」



「揶揄だってば!」



うん、よおくわかった。


私と中村翔は根本的に合わないんだ。


価値観から世界観までぜーんぶ違う。




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