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恋は甘い香りと共に

第1章 はじまり




「…秋の空が綺麗なのは空気の透明度が増すからなんだって」


突然中村翔が呟いた。


「…え?」


頭の中読まれた!?


って焦って彼の顔を見ると今までに見たこと無いような表情をしていた。


…ああ、綺麗だな。


毛嫌いしてるから何時もはこんな事思わないけどやはりモデルをやっているだけあって、かなり顔は整ってる。


悔しいけど、ちょっと見とれてしまった。


ぼんやり中村翔を眺めてるとガバッと顔を元に戻してニヤリと笑った。


「…惚れた?」




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