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恋は甘い香りと共に

第1章 はじまり




「ちげーよ、あらしちゃんだよ」


…は、はい?



『俺の女にならねえ?』


あれが、告白ですか?


いや嘘でしょ?


何あのセフレに誘っているような言い方。


しかも私たち、今日初めて喋ったよね?


しかも私さっき蹴り入れたよね?


あーなんかこの人が今までどう女の人を見てきたかがわかった気がする。


「意味が分からない。あれでコクったって?」


「そうだけど」



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