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恋は甘い香りと共に

第1章 はじまり





「サイテー」



精一杯睨みつけるがさっきと表情は変わらないままで。



「それ、面と向かって言われたの初めてだ」



余裕ぶっこいてんじゃねーよ!!



睨み続けていると中村翔がこちらに近づいてきた。



その距離はもう殆どない。



彼の表情が、変わった。



「あらしちゃんもどう?俺とキス、してみない?」



私の顔に彼の手が伸びてくる。



とろけるようなそんな甘い笑みで




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