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恋は甘い香りと共に

第1章 はじまり




「うっわ!!ごめん!本当ごめん!」



「…別にいいけど」



うわーーー。


顔怖い!!怖すぎる!!


部屋の気温1度下がったって!


「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいーーー!」


「だからいいって」


そういって彼は壁に寄りかかって顔を背けた。


…ああ、言う言葉が違うのか。


「……ありがと」


「ん」


顔は見えないけど部屋の気温は元に戻った気がする。


意外と優しかったりするんだろうか。



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