テキストサイズ

恋は甘い香りと共に

第1章 はじまり




顔を上げると藍川湊人の顔が間近にあった。




え?


え?



「ちっかああああい!!!!!」




気づけば私は彼の腹部を思いっきり突き飛ばしていた。



そのまま3歩程後ろへ後退していく。



「助けてやったのにそれはひどくね?」


「あ」


そうか。


さっき私は転びそうになって。


…で。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ