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もしも、君を愛せたならば

第12章 シン

二人でくっついて
タバコに火をつける。



〝ねぇシン・・・〟

〝ん?〟




〝夏帆と和也ぁ・・・
 うまくいくといいねっ〟





〝んー・・だなぁ・・・〟

〝・・・フフッ♪〟




〝何だよ?

 何笑ってんの?
 キモいよ?〟



〝??はぁ?
 キモくないよっ、
 シンのバーカ!!〟

〝んだと?
 お前、チョーシこいてっと
 またあれだぞ?
 
 パンツ脱がすよ?〟


そう言って、
中指をクイッと上に動かす。

さっき、
潮を吹いたのを思い出して
顔が真っ赤になった。

とっさにシンを
バシっと叩いた。


〝やだよ変態!!
 オヤジ!!!〟

もう一回、
叩こうと思ったら、
簡単に交わされて空振りして、
シンに笑われた。




・・・好き。
シンの事が大好き。
オレ様なとこも、
エッチなとこも。
バカなあたしに、
いっつも付き合ってくれる。

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