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もしも、君を愛せたならば

第9章 和也との「はじめて」

ギュッとしていた
両手が緩められ
私はドキっとする。

狭いキッチンの壁側に
私をもたれるように立たせ
和也は軽くキスしてきた。

タバコの匂いが独特で
珍しい匂いだと思った。

和也の前髪が
少しくすぐったくて
私は唇を離すと

〝もう
 とまんねーけど?〟

和也にそう言われ
私は小さく頷いた。

今度はディープキスに変わった。
アソコが、ジンとする。

何度も、
何度もキスをされて
私は和也に抱えられた。

そしてそのまま
部屋の一番奥の
ベッドに下ろされた。

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