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もしも、君を愛せたならば

第1章 変わらない朝

駅から会社までは歩いて5分。

2年前に買った
お気に入りのバッグを肩に、
足早に会社へ向かう。

途中のコンビニに
決まって寄り道するのが
お決まりになっていた。

コンビニの店長に

「今日も頑張って~!!」と

笑顔で手を振られ、

「ありがと店長~!行ってきま-す」

と私が返す。

これもお決まり。


朝礼の10分前に会社に到着。
バッグと上着をロッカーにかけて
ケータイを手に席に着く。

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