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もしも、君を愛せたならば

第28章 幸せ

〝ウソ!??

 マジ??
 マジで!?


 えーーーーー!!??
 マジでッ???!!!〟



食堂の隅で
私は、しつこい位に聞いた。


〝・・・まぁ・・
 
 マジ・・かな?〟


亜矢はニンマリした。



〝いや、でもね、
 結婚って言っても、
 今スグじゃないよ!??
 
 シンが卒業して、
 働いて・・・
 それから・・・かな。

 だいぶ先だけど・・・〟


〝うっそ~!!!
 でもすごい!!
 すごーい!!
 
 亜矢~!!
 いいなぁーーー!!!〟


私は、久々に亜矢と会って
結婚の話を聞いて興奮した。


亜矢に聞く限りでは
彼氏は優しくて、真面目で
亜矢の事を、ホントに
大切に思ってくれる人だった。


いつかそうなるのかなと
予想はしていただけに、
私は心から嬉しく思った。


内心、羨ましくもあったけど、
それは言わないでいた。






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