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もしも、君を愛せたならば

第27章 今さら

〝じゃ~ん、見て~!!〟


・・・。

高校の制服だった。


〝整理しててね、
 捨てるの勿体なくて出してみた~!!
 これ着たら
 コーコーセーでもいけるかなぁ~?〟

亜矢は鏡の前で、
制服を合わせながら言った。


・・おい、それは反則だろ。


俺は迷わず言った。


〝亜矢、着て。
 それ着てヤりたい〟


〝へ?〟


亜矢は一瞬固まると
真っ赤になった。


〝やッ・・・やだよ・・・
 そんなつもりじゃないんもん!
 懐かしいなーって思っただけ!〟

〝お前そんなん見せといて
 そりゃ無いぞ!!!
 
 ほらー早く着替えろ~!!〟


俺はベッドに横になりながら
先生風に言ってやった。


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