
もしも、君を愛せたならば
第6章 セックス
寝室の扉が開いて
夫が入ってくる。
やっぱり
今日は私の隣に来た。
飲みに行った日は
必ずと言っていいほど
誘ってくる。
だけど
機嫌取りのつもりが
私はむしろ、
迷惑にすら感じる。
寝かせてほしい。
それくらい
仕事と育児に疲れている。
〝・・・夏帆〟
それだけ言うと
夫は私のシャツの中に
手を滑らせる。
それでも
決して反応したりはせず
寝たふりを続ける。
パジャマのズボンの中にも
夫の手が伸びる。
こうなれば
もう目を覚まさないわけには
いかない。
夫を拒否する理由もない。
夫が入ってくる。
やっぱり
今日は私の隣に来た。
飲みに行った日は
必ずと言っていいほど
誘ってくる。
だけど
機嫌取りのつもりが
私はむしろ、
迷惑にすら感じる。
寝かせてほしい。
それくらい
仕事と育児に疲れている。
〝・・・夏帆〟
それだけ言うと
夫は私のシャツの中に
手を滑らせる。
それでも
決して反応したりはせず
寝たふりを続ける。
パジャマのズボンの中にも
夫の手が伸びる。
こうなれば
もう目を覚まさないわけには
いかない。
夫を拒否する理由もない。
