
もしも、君を愛せたならば
第17章 シンと和也
〝で?
その亜矢とは上手くいってんの?〟
〝あ、あ~まぁ、
それなりに〟
〝なんだよそれなりって!!
なんかムカつくなぁ(笑)
・・・まー相手が亜矢ってーのは
マジ笑えるけどな。
まさかオマエと亜矢が
そーなるとはなぁ~〟
和也と亜矢は家が近い。
小学校からの付き合いらしく
親同士も仲がいいらしい。
亜矢は、親が転勤族で、
俺や和也と同じ中学じゃなく
別の中学で3年間を過ごした。
高校入学と同時に
また帰ってきて
和也と同じってことで
この高校を選んだって聞いた。
和也にとって亜矢は、
妹みたいなもんらしい。
亜矢から聞いた。
そんな亜矢に手を出して
俺は言うに言えなくて、
暫く和也を避けてたのに
亜矢は自分から
和也に言ってて
ソッコーでバレた。
〝まー最初はビビったけど?
女いるクセに隠して
誰かと思えば亜矢だし(笑)
まぁあいつバカだけど
何とかしてやって〟
〝あー、そのつもり。
それ、亜矢のかーさんにも
言ってた。
でもアイツ、お前より
頭のデキはいーかもよ?〟
〝マジ??
あいつバカだったのに?
あーアレだろーお前
お勉強教えるよ!
なーんて言って
引っ張り込んだね?〟
〝ちげーよ!
んだよそれ!!〟
和也は、笑いながら
俺の弁当のハートの卵焼きを
ひとつ残らず食べた。
その亜矢とは上手くいってんの?〟
〝あ、あ~まぁ、
それなりに〟
〝なんだよそれなりって!!
なんかムカつくなぁ(笑)
・・・まー相手が亜矢ってーのは
マジ笑えるけどな。
まさかオマエと亜矢が
そーなるとはなぁ~〟
和也と亜矢は家が近い。
小学校からの付き合いらしく
親同士も仲がいいらしい。
亜矢は、親が転勤族で、
俺や和也と同じ中学じゃなく
別の中学で3年間を過ごした。
高校入学と同時に
また帰ってきて
和也と同じってことで
この高校を選んだって聞いた。
和也にとって亜矢は、
妹みたいなもんらしい。
亜矢から聞いた。
そんな亜矢に手を出して
俺は言うに言えなくて、
暫く和也を避けてたのに
亜矢は自分から
和也に言ってて
ソッコーでバレた。
〝まー最初はビビったけど?
女いるクセに隠して
誰かと思えば亜矢だし(笑)
まぁあいつバカだけど
何とかしてやって〟
〝あー、そのつもり。
それ、亜矢のかーさんにも
言ってた。
でもアイツ、お前より
頭のデキはいーかもよ?〟
〝マジ??
あいつバカだったのに?
あーアレだろーお前
お勉強教えるよ!
なーんて言って
引っ張り込んだね?〟
〝ちげーよ!
んだよそれ!!〟
和也は、笑いながら
俺の弁当のハートの卵焼きを
ひとつ残らず食べた。
