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もしも、君を愛せたならば

第17章 シンと和也

亜矢と付き合って、
ちょうど半年が経って
俺は3年になった。

亜矢も、無事進級して
2年になった。



毎日バイトだった俺は
あんまり亜矢には
構ってやれなかったけど

木曜だけは休みだったから
俺んちでDVDを見たり、
話したり、
アイツに勉強を教えたりした。

亜矢も、教えてやれば
出来るようになるヤツで、
俺は面白かった。


まぁ、

途中でオベンキョーが
中断になることは
何度もあった。

俺のせいで(笑)



亜矢は、
口は悪い所があったけど

からかうと面白くて、
ちょっと抜けてて
一緒にいて心地よかった。

何より、
俺の事を
本気で好きだってゆーのが
ストレートに伝わってきて、

たまらなく可愛かった。


次第に俺は
女友達とも遊ばなくなって

バイトが終われば
真っ直ぐ家に帰るようになった。


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