
もしも、君を愛せたならば
第3章 ないものねだり
21歳で結婚した。
その時つきあっていた彼と。
両親には
早すぎると言われたけど
勢いに任せて結婚した。
〝絶対大丈夫!!〟
そう押し切った。
もう、結婚するなら
この人だ、と思って。
23歳で一人目、
25歳で二人目を出産した。
大変だけど幸せ。
それなりに悩みはあるけれど
周りは私を羨ましがる。
でも、
今日みたいに
独身を謳歌する
女の子たちを見ると
内心羨ましいと思う。
そのたびに、
無い物ねだり、と
言い聞かせて
気分をリセットさせるのだけど。
置いてけぼりな気分を
味わうのは、
自分だけでなく、
相手もなのだ、と、
この歳になって
思うようになった。
その時つきあっていた彼と。
両親には
早すぎると言われたけど
勢いに任せて結婚した。
〝絶対大丈夫!!〟
そう押し切った。
もう、結婚するなら
この人だ、と思って。
23歳で一人目、
25歳で二人目を出産した。
大変だけど幸せ。
それなりに悩みはあるけれど
周りは私を羨ましがる。
でも、
今日みたいに
独身を謳歌する
女の子たちを見ると
内心羨ましいと思う。
そのたびに、
無い物ねだり、と
言い聞かせて
気分をリセットさせるのだけど。
置いてけぼりな気分を
味わうのは、
自分だけでなく、
相手もなのだ、と、
この歳になって
思うようになった。
