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もしも、君を愛せたならば

第15章 はじめて







〝もう・・・ヘーキ?〟


キスの合間に、先輩が聞いた。


〝・・ン・・・っ・・・
 


 え・・・?〟




〝ほら、あん時の・・・
 
 お前・・・
 大丈夫かなって〟


水野との事で
先輩は気遣ってくれた。

でも、

そーいうのが嬉しくって

私は今日先輩に
全部をあげてもいいと思った。


〝大丈夫・・・
 


 ヘーキだよ??〟


フフっと笑う私に
また、優しくキスをすると、
先輩はセーターを脱いだ。

タバコと匂いが

ふわりと舞い上がって
私はいっそうドキドキした。



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