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ガーディスト~続編~

第7章 視えない男(前編)

グウゥゥ…



その時、つばきのお腹が鳴った。



「えっ、やだ」



つばきは慌ててお腹を押さえる。



「そういえばもうすぐお昼ですね、出発時刻までまだ時間あるし、売店でお弁当でも買ってきましょうか」



そう言いながら浅井が立ち上がろとすると、



「待ってください、俺が行きます」



後ろにいた祐司が席を立った。



「えっ、ゆーじは浅井さんを守らなきゃ!あたしが買ってくるからっ!」



「…いいのか?」



「そのためのサポーター役だからねっ」



そう言い残すと、つばきは財布だけ持って売店に向かった。



「…彼女、元気ですね」



「ええ。一緒にいるとこっちまで元気になれるんです」



「…私の娘も、小学生まではあんな感じだったな…」



浅井はフッと遠い目をして、窓の外を眺めた。



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