
俺はもう、
第3章 *宣戦布告..
「・・・今ので、いい?」
あまりの恥ずかしさでタオルケットを被った玲奈。
自分からキスするなんて爆発寸前だった。
「玲奈、翔太としたのキスだけ?」
「・・・ううん。」
「何されたんだよ。」
「胸、触られた・・・/////」
あーなんでこんな報告を幼馴染にしてるんだろう。
もう恥ずかしくて・・・・
ガバッと取られたタオルケットに驚きを隠せない玲奈。
ギシッとベッドの揺れと同時に優が覆い被さってきた。
「優・・・・?」
「隙を見せるからだろ?」
「違うっ・・!
向こうがいきなり・・・」
真っ暗の部屋なのに、近くにある優の顔がはっきり認識できる。
ってことは、私の真っ赤な顔も・・・/////
「好きな女を抱きたいって思えば、多少は強引になるんだよ、男は。」
「優も、そうなの・・・?
でも、夢ちゃんは私みたいに怖気付いたりしないよね。大人だもん。」
優のTシャツの袖の部分をきゅっと掴み、小さな溜め息をついた。
